G検定は、AI・ディープラーニングの基礎知識とビジネス活用力を証明する日本ディープラーニング協会(JDLA)主催の資格です。
AI時代のビジネスパーソンやエンジニアにとって、基礎リテラシーの証明として人気です。
G検定の概要
G検定の概要をわかりやすく表にしました。
項目 | 内容 |
主催 | 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
試験形式 | オンライン(自宅受験)、多肢選択式 |
問題数 | 約160問 |
試験時間 | 120分 |
受験資格 | なし(誰でも受験可能) |
受験料 | 一般:13,200円 学生:5,500円 |
実施回数 | 年6回(2025年時点) |
公式サイト | https://www.jdla.org/certificate/general/start/ |
受験者・合格者の推移
■ 累計受験者・合格者数(2025年3月第2回時点)
累計受験者数 | 累計合格者数 | 合格率 |
151,108人 | 102,309人 | 毎回65~73%前後程度 |
【図解】G検定の合格率推移(2017~2025)
受験者数は4000~6000人台ですが、2025年になって合格率が上がってきています。プロンプトエンジニアを本格的に目指す方が増えてきたからでしょう。
■ 開催回毎の概要
開催回 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
2017 | 1,500 | 1,448 | 823 | 56.84% |
2018 #1 | 2,047 | 1,988 | 1,136 | 57.14% |
2018 #2 | 2,745 | 2,680 | 1,740 | 64.93% |
2019 #1 | 3,541 | 3,436 | 2,500 | 72.76% |
2019 #2 | 5,387 | 5,143 | 3,672 | 71.40% |
2019 #3 | 6,786 | 6,580 | 4,652 | 70.70% |
2020 #1 | 6,515 | 6,298 | 4,198 | 66.66% |
2020 #2 | 13,528 | 12,552 | 8,656 | 68.96% |
2020 #3 | 7,651 | 7,250 | 4,318 | 59.56% |
2021 #1 | 6,549 | 6,062 | 3,866 | 63.77% |
2021 #2 | 8,077 | 7,450 | 4,582 | 61.50% |
2021 #3 | 7,943 | 7,399 | 4,769 | 64.45% |
2022 #1 | 7,287 | 6,760 | 4,198 | 62.10% |
2022 #2 | 6,853 | 6,398 | 3,917 | 61.22% |
2022 #3 | 8,135 | 7,502 | 4,964 | 66.17% |
2023 #1 | 7,824 | 7,150 | 4,705 | 65.80% |
2023 #2 | 3,389 | 3,052 | 2,075 | 67.99% |
2023 #3 | 4,900 | 4,518 | 3,106 | 68.75% |
2023 #4 | 3,488 | 3,309 | 2,390 | 72.23% |
2023 #5 | 5,576 | 5,330 | 3,662 | 68.71% |
2024 #1 | 3,464 | 3,291 | 2,398 | 72.87% |
2024 #2 | 5,844 | 5,527 | 3,760 | 68.03% |
2024 #3 | 3,252 | 3,044 | 2,236 | 73.46% |
2024 #4 | 4,381 | 4,140 | 3,080 | 74.40% |
2024 #5 | 5,189 | 4,917 | 3,689 | 75.03% |
2024 #6 | 7,276 | 6,850 | 5,027 | 73.39% |
2025 #1 | 4,836 | 4,633 | 3,414 | 73.69% |
2025 #2 | 6,681 | 6,401 | 4,776 | 74.61% |
2025 #3 | 4,541 | 4,284 | 3,501 | 81.72% |
出典:JDLA公式サイト

受験者の年代・職種分布
職種別の合格者数
職種 | 合格者数 | 全体の割合 |
---|---|---|
営業・販売 | 682 | 19.48% |
企画・調査・マーケティング | 230 | 6.57% |
経営・社業全般 | 89 | 2.54% |
経営企画 | 96 | 2.74% |
研究・開発 | 528 | 15.28% |
情報システム・システム企画 | 674 | 19.25% |
生産・製造 | 136 | 3.88% |
総務・経理・人事 | 114 | 3.26% |
学生 | 289 | 8.25% |
その他 | 582 | 16.62% |
未回答 | 81 | 2.31% |
総計 | 3,501 | 100.00% |
G検定取得のメリット
G検定を取得する最大のメリットは、AIや機械学習の基礎知識を体系的に習得できる点です。
ビジネスや日常生活でAIを正しく活用するための理解力が身につき、企画・提案・評価などの場面で説得力が増します。
さらに、履歴書や職務経歴書にも書けるため、就職やキャリアアップにも有利です。
特にIT業界以外でも注目されており、「AIリテラシーがある人材」としての信頼感を得られる資格といえます。
- AI活用の基礎知識を体系的に習得
- 名刺や履歴書に記載でき、信頼性UP
- E資格(エンジニア向け上位資格)へのステップアップ
試験範囲と学習方法
主な出題範囲 | 具体的な内容例 |
ディープラーニング基礎 | ニューラルネットワーク、CNN、RNNなど |
機械学習全般 | 教師あり学習、教師なし学習、強化学習 |
AIの歴史・動向 | AI発展の歴史、最新トレンド |
ビジネス応用 | AI導入プロジェクト事例、活用ポイント |
倫理・法務 | AI倫理、個人情報保護、ガイドライン等 |
学習方法のポイント
- 公式テキスト・参考書で基礎固め
- 模擬試験や過去問で実践力UP
- オンライン講座や勉強会も活用
G検定とE資格の違い
G検定は、主にビジネススキル中心、E資格は主にエンジニア向けです。
資格名 | 位置づけ | 主な対象 | 難易度 |
G検定 | ジェネラリスト | ビジネス・企画 | ★★☆☆☆ |
E資格 | エンジニア向け | 実装エンジニア | ★★★★☆ |


まとめ
G検定は、AIやディープラーニングの基礎知識を身につけたことを証明できる資格で、幅広い年代や職種の人が受験しています。
合格率は約70%と適度な難易度で、ビジネスにAIを活用したい人に特におすすめ。
実務でAIを使いこなすための第一歩として注目されており、将来的には実装スキルを問う「E資格」へのステップアップも視野に入れられます。
- G検定はAI・ディープラーニングの基礎知識を証明する資格
- 合格率は70%前後、幅広い年代・職種がチャレンジ
- ビジネスでAIを活用したい人におすすめ
- ステップアップとしてE資格も視野に!
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