最近、AIと会話できるツールが増えてきましたね。ChatGPTを使ってみると、まるで人間のようにスラスラと会話が続くので、「AIって考えているの?」と思うかもしれません。
実は、AIの「考える」は、人間のそれとはまったく違う仕組みで動いています。今回は、AIがどんなふうに「考える」のか、そして人間の思考と何が違うのかを解説していきます。
ここでは、私自身がAIを活用しながら学んだことや、初心者でもすぐに試せるAIの使い方をシェアしていきます。難しい専門用語はできるだけ使わず、「一緒に試してみよう!」というスタンスで、楽しく学んでいきましょう!
1. 人間の思考 vs. AIの「思考」
人間の考え方とAIの処理方法、つまりAIの考え方を比べてみることから始めましょう。
1.1 人間の思考とは?
人間の思考は、経験や感情、直感などをもとに成り立っています。
- 経験と学習:過去の体験をもとに考えを深める。
- 感情や直感:好き嫌いやフィーリングで判断することもある。
- 創造力:まったく新しいアイデアを生み出すことができる。
- 状況判断:周囲の空気や相手の気持ちを考えて行動できる。
「雨が降りそうだな」と思うとき、人間は天気予報を見るだけでなく、「空が暗くなってきた」「風が強くなった」など、さまざまな要素を直感的に組み合わせて判断します。
1.2 AIの「考え方」とは?
AIの「考え方」は、人間の思考とまったく異なります。
- データに基づいた予測:過去に学習したデータをもとに、最も適切な答えを出す。
- ルールに従った処理:事前に決められたルールやアルゴリズムを使う。
- 感情を持たない:人間のように好き嫌いを持たず、ただデータに基づいて処理する。
- 創造ではなく組み合わせ:AIが作る文章や画像は、学習データのパターンの組み合わせ。
ChatGPTに「天気はどう?」と聞くと、過去の会話データや天気予報の情報から、最適な回答を選び、さも自分の考えのように自然に返してくれます。でも、それは「自分で考えた答え」ではなく、「最も確率が高い答え」を出しているだけなのです。こんな風にパッと見では似ているようでも、全く異なっています。
2. AIはどうやって答えを作るの?
AIの「思考プロセス」は、次のようなSTEPで流れていきます。例としてデータの学習と文章生成をみてみましょう。
2.1 データの学習
ChatGPTのような生成AIは、大量の文章データをもとに学習します。
STEP ① インターネット上のニュースや書籍、論文などを学習
STEP ② 「この質問にはこう答える」パターンを覚える
STEP ③ 統計的に最も適切な単語や文章を選ぶ
「おはよう!」と言われたら、「おはようございます!」と返すのが自然ですよね。これは、人間の会話のデータからAIが学習しているため、自然な流れで挨拶できるのです。
2.2 文章を生成する仕組み
AIは、次に来る単語の確率を計算しながら文章を作ります。
STEP ① 質問を受け取る(例:「好きな食べ物は?」)
STEP ② 過去の会話データから、よく使われる答えを探す(例:「私はピザが好きです。」)
STEP ③ 最も確率の高い単語の組み合わせを選んで文章を作る
このように、AIは「統計的に最適な答えを導き出している」だけ。「自分で考えている」わけではないのです。
3. AIと上手に付き合う3つのコツ
AIの「考え方」を理解して、得意分野と苦手分野も理解できると、より上手に活用できるようになりますよ。苦手分野は、データ予測からそれらしい返事をすることもあります。ハルシネーションを起こしたりすることがありますので十分気を付けましょう。

3.1 AIの得意なことを知る
- 大量の情報をまとめる(例:ニュース記事の要約)
- 事実に基づいた回答をする(例:「日本の首都は?」)
- アイデアを出すのを手伝う(例:「新しいレシピを考えて!」)
3.2 AIの苦手なことを知る
- 最新情報を正確に答える(例:最新のニュースや流行)
- 感情を持つこと(例:「あなたは嬉しい?」)
- 本当に創造すること(例:「全く新しい○○を発明をして!」)
3.3 AIを上手に活用するポイントを知る
- 具体的に質問する:「おすすめの本を教えて!」ではなく、「推理小説で初心者向けの本を教えて!」のように質問する。
- 答えをうのみにしない:AIの情報は間違っていることもあるので、他の情報源と照らし合わせる。
- 何度か質問を変えてみる:1回の質問で良い答えが出なかったら、別の聞き方を試したり、箇条書きで書き足したりしてみる。
生成AIの思考についてのまとめ
💡 人間の思考は経験や感情に基づくが、AIはデータと確率で答えを作る。
💡ChatGPTは「考えている」わけではなく、統計的に最も適切な答えを出している。
💡AIの得意・不得意を理解し、適切に使い分けることが大切。
💡AIの答えをそのまま信じず、必要に応じて確認することが重要。
生成AIは、きっとわたしたちの新しい世界を広げてくれるはず!
最後まで読んでくださってありがとうございます。続きは、また明日! 一緒に頑張りましょう!
次回は、「プロンプトってなに?」について学んでいきます!お楽しみに♪